Kai Kristiansen

(カイ クリスチャンセン)

カイ クリスチャンセンは1924年デンマークで生まれ、1949年に王立芸術アカデミーに入学、コーア クリントに師事し1950年に卒業します。1955年には自身のスタジオを構え、1956年には彼の代表作である、No.42 ダイニングチェアをデザインしております。カイ クリスチャンセンは椅子に限らず、キャビネット、サイドボード、テーブル、デスクなど幅広く多くの作品をデザインしました。

カイ クリスチャンセンのデザインの特徴は簡素で滑らかな曲線を利用し、木の本来の美しさを引き出している点です。それに加え、それまでの構造上の概念にとらわれることなく、無駄を削ぎ落とすことによって、シャープでモダンなデザインを実現させました。見た目の美しさを追求しただけでなく、機能性への追求も随所に見られ、世界的に人気の高い作品を多くデザインしています。